舞台地探訪
風立市
文字通り姫ちゃんの舞台となっている場所。風立市のモデルは東京都国立市で、アニメの町並みも数多く存在している。ちなみに、この国立という地名は国分寺と立川の間に位置することから、両者から一字ずつ取って名付けられたといわれています。
学校
風立市立風立第一中学校
姫ちゃんが通っている学校で、略称別名<一中>。実際おばけの看板もある、「国立市立第一中学校」がモデルであるという説があるが、「国立市立第二中学校」という説も否定できない。(姫ちゃんの人さん情報提供)
学校のつくり
近代的な白い校舎で、通学時にはいつも正門前で五利先生が立っている。アニメ版では学校の様子が詳しくわかる。一番の特徴は時計のある校舎であろう。三角すいの屋根の持つ時計校舎は風立第一中学校のシンボルではないだろうか?
チャイム
チャイムの音は原作のリズムとアニメのリズムが異なる。原作は一般的な学校で使われるマイナーな音が想像できるが、アニメ版は独特な音色である。音色は鐘の音ではなく、電子音が使用されている。
制服
男子、女子とも普通の制服。ただ、冬服には女子は茶色のコートを着ているようだ。
購買部
毎日昼になると、パンの争奪戦が行われる。大地も例外ではない。
クラブ活動
メインキャラの所属部は以下のとおり。
野々原姫子
演劇部
小林大地
帰宅部
森 愛美
料理部
日比野ひかる
大地君ファンクラブ(まぁ、コレは…^^;)
上倉いち子
弓道部
高田哲夫
剣道部
聖 結花
演劇部(約1ヶ月所属:もともと姫ちゃんをねたんだ目的で入部?)
演劇部
学校で数々の公演をしている名門らしいが、一時期部員不足で廃部の危機になったこともある。
「夕鶴」
新入生歓迎会で支倉先輩が初主演した演劇部公演最初の劇。支倉先輩のアクシデントで姫ちゃんが校長に変身するなどアクシデントが数々発生。この劇の直後に支倉先輩と愛子が両思いになり、姫子の初恋は幕を下ろす。
「ピーターパン」
姫ちゃんがはじめての主役に抜擢された作品。これをねたんだ飛び入り入部の聖結花がいきなり主役を希望。アイドルの卵の結花に勝てるはずもなく結花に決定する。しかし、大地への失恋を感じた結花は姫ちゃんに主役の座を渡す。
「人形劇」
姫ちゃんのミスで姫ちゃんが人形となって舞台公演をする。本当の姫ちゃんを操るのは分身姫ちゃん。アニメでしか見られない光景であった。
「オリジナル作品」
何か姫ちゃんの意見が通っていっている感があるのは気のせいか?シナリオを姫ちゃんが考えて作るという作品。姫ちゃんは色々悩むがストーリーは大地と姫ちゃんの関係を模索したようなシナリオになった。
野々原家
風立市内にあるちょっとシャレた感じの2階建ての洋風の建物。屋根はオレンジ系統で、壁の色は白。玄関を入るとすぐに1階がシャンデリア付の西洋風の吹き抜け階段となっている。1階にはダイニングとリビング。ダイニングとリビングは隣り合っているのではないだろうか?風呂も多分1階であろう。2階には姫子の部屋がある。
姫子の部屋
姫子の部屋は玄関側に面しており、窓側に机がある。ポコ太との生活空間でもある。
愛子の部屋
愛子の部屋は1階が有力と思われる。「初恋よさようなら」では2階の階段の踊り場でぼ~っとしていた。このことから、2階なのかなと思われるのであるが、実はこれは姫子の部屋を掃除していた帰りである。で、1階であると言えるのは、姫子が1話で「いけいけごーごーじゃーんぷ」をしていた時、愛子はちらっとであるが上の方を見つめているシーンがある。夜遅くのシーンのため、まず自室にいると思われる。ということは2階ではなく1階であると思えるのではないでしょうか。
お母さん(花子)の部屋
お母さんの部屋は原作では出てこないに等しいが、アニメでは「母の日にクッキーを」などで何回も出てきている。案外暗い部屋で仕事をするのが好きなようで、お母さんの部屋へ行く時はいつも暗い。で、お母さんの部屋は1階にある確率は高いと思われる。1話の最初のお父さんからの電話のシーンで2階から降りてくるのではなく1階の奥からでてきたようなシーンが見られる。このことから、どうも1階にあるのでは?と思われる。さらに、泥棒が花子の部屋に入ったとき、労せずして逃げていないところを見ると、1階である確立が高い。
お父さん(太郎)の部屋
お父さんの部屋は原作、アニメとも出てきていない。あるとは思うが、1階2階のどちらか判別つきにくい。
庭先の樹木
姫子のお転婆ぶりを発揮できる材料のように、姫子の部屋の前には細身ながらしっかりと立っている背の高い樹がそびえ立つ…。姫子はこの樹を伝って玄関以外から自分の部屋に入った経験が何回もある。未来の姫ちゃんに会いに行った時でもこの庭先の樹が威力を発揮している。(「私を未来に連れてって」 または コミックス6巻参照)一度だけ、大地に変身した時、いつものようにこの木を登っていると、妹の夢子に途中に見つかって落ちた経験がある(「バッタリ!大地と大地」 または コミックス1巻参照)。
大地のマンション
銀色ベースで白っぽい感じのある屋根が特徴的な、近代的なマンション。賃貸だろうか、分譲だろうか。かなりの高層マンションであり、結花と別れた時からこのマンションで暮らしていたようだ。前にはド○えもんのような3つの土管のある小さな公園があり、弟の森太郎がよく遊んでいる。
風立中央公園
昭和記念公園をモチーフにしたといわれている、噴水のある公園。オープニングにもよく使われているスポットである。愛子に変身した姫子が支倉先輩に告白されたり(アニメ第2話)、愛子と支倉先輩が寄りを戻したり、3年後の姫ちゃんとの待ち合わせ場所として利用されたり(「私を未来に連れてって」)、秘密の隠れ家の次に欠かすことの出来ない場所ではないか?
大木のある公園
結花シナリオで1回だけ登場する公園。道から階段を上ったところに風立市が一望できる大木のある公園がある。姫子はよく来ているようであるが、姫ちゃんがこの公園にいるのが見られるのは1回のみである。
風立中央公園では?
風立中央公園でないかとも思えるが、中央公園には大きな樹はないし、中央公園は確か道沿いにあって、登って来るシーンは見られない。第一、この公園に中央公園の特徴である噴水が見られない。
秘密の隠れ家
大地と姫子がお互いの秘密を共有したスペースである。洋館造りの空き家で2階建て。一見見るからに姫子の家にスタイルは似ているようにも見える。主に1階にあるリビングをメインに使っており、他の部屋で活動しているシーンは原作、アニメとも見当たらない。ただ、原作では5巻でひかるの姿から戻れなくなった姫子が2階の散策をやっているシーンがあり、その中にはゲストルームらしきベッドルーム、子供部屋、書斎が2階にあることが分かっている。ただ、もう一つ、魔法の国に通じる開かずの間も2階にある。
メインルームであるリビングには大地が自転車で旅行していく地点を書いた地図が張ってある。大地がメインに使っており、当然電気も水道もない。当然愛子など家族、友人はその場所の存在を知らない(エリカは除いて)。このスペースでは数多くのドラマが展開されている。姫子がひかるに変身したまま戻れなくなってしまったときに泊ったこともある。大地の転校を目の当たりにしたのもこの場所である(アニメ)。原作、アニメども一度壊されかけたこともある。原作ではこの隠れ家を舞台にした姫子の両親合作の映画も作られた。