登場人物紹介|とんがり帽子のメモル

1.メインキャスト

メモル

声優

渡辺菜生子

登場話

1~50話

年齢

現在24歳というのはどうも信じがたい(地球年齢では5歳程度)。

キャラ解説

リルル星人の明るく元気な女の子。リルル星王女。赤いとんがり帽子がトレードマーク。
お転婆でじゃじゃ馬っ娘。とにかく思い立ったら即行動。周囲を驚かせるほどときたま暴走することも。マリエルという地球人の女の子に出会ってからはいつもいつもマリエルの所に行くのが日課となっている。喜怒哀楽が激しいお転婆キャラである。後半部はマリエルたずねて三千里、のようなのを24・25話でやってしまい、マリエルが通うサンロアーヌ芸術学院で家族から離れてマリエルと2人で(あ、オスカーやジョジョという猫もいたか…)生活する。名少女役の1人となった渡辺菜生子女史の声優のデビュー作と言われているが、事実は違っている(リトル・エド・シドの冒険の方が、1ヶ月早く放送されているため)。


マリエル=ルグラン

声優

安田あきえ

登場話

1~50話

年齢

14歳

キャラ解説

体が弱く、父親の多忙により家族に会うことすら叶わなかったマリエルは友達も理解を示してくれる人もいず、家庭教師のペネローペ女師の厳しい監視のもとで郊外の別荘で保養していた。唯一話す相手は猫のジョジョのみ。家族の温かみも与えられず、心を癒してくれる友達どころか話し相手すらいず、寂しさは絶頂で絶望の縁にあり、それがもとで死の床を迎えようとしていた。そのまさに矢先、メモルと出会うのである。メモルの涙でマリエルは一命を取り留める。これがメモルとマリエルの友情物語のスタートでもあった。マリエルといえばピアノというくらいとにかくマリエルとピアノの関係は密接なものがある。
ハイジのクララや少公女セーラのセーラクルーを思い出させるような女の子。性格はおとなしめのお嬢様タイプで、品行方性の完璧人間である。最初は別荘でメモルと会うのが日課になっていたが、サンロアーヌ芸術学院で寮生活に復帰することになると、メモルとの2人3脚の生活を送る。仕事で忙しい父に会えず寂しい思いをしたり、よくグレイス(声:白石冬美)という高慢な少女からのいじめがあるが、小さな親友メモルと一緒にいることでその困難から抜け出すことができたのである。


ジョジョ

声優

沢田和猫(沢田和子)

登場話

1、4~9、11、14~19、26~28、32、35~38、42、44~45、47~48話

キャラ解説

リルル星人が大嫌いなゴロニャン(猫)であるが、実はメモルと出会うまでのマリエルの唯一の心の理解者であった。メモル達とは結構仲良くやっており、メモルがサンロアーヌ芸術学院へ行った時でもマリエルの授業中など暇な時にはジョジョと遊ぶことは多かった。家庭教師のペネローペさんやサンロアーヌ芸術学院院長巻き込んで大騒動を起こしたりする。更にマリエルを敵視していたグレイスなどをやっつけることもしており結構見ていて気持ちがいい。ある意味物語のトラブルメーカーであったり、ギャグムードメーカーである。
メモルの言葉をきちんと理解していたり、「ワン」って言ったり、普通じゃない猫である。
ジョジョの声をアテていた声優、沢田和猫さんが「私、ジョジョが初めての猫役なの。だから嬉しくって」と言うほど、ジョジョパワー(演技力)にも力が入っていたと見られる。


オスカー

声優

永久勲男

登場話

17~50話

キャラ解説

夏休み、マリエルの住む山荘に遊びに来たことでマリエルと出会う地球人の男の子。宇宙人を探すのが大好き。地球人ではマリエルの次にメモルの存在を知る人物である。独特の髪型をしており、自転車で山荘を往来している姿は結構見られたものである。サンロアーヌ芸術学院でも同じ学院でマリエルとメモルを常に助けていた。マリエルをいつも影で見守りマリエルとの恋模様も結構注目されたが、最終回にイメージががらりと変わりイメージがある。
物語上では、マリエルのよき理解者としての地位があるが、「とんがり帽子のメモル」ファン、とりわけマリエルファンから、嫌われるキャラクターでもある。


グレース

声優

白石冬美

登場話

17~19、21~22、24~30、33~40、45~50話

キャラ解説

オスカー一途の地球人の女の子。マリエルとオスカーが仲良くするのに気分を害し、いつもマリエルをあの手この手でいじめる。サンロアーヌ芸術学院でもマリエルと同じクラスになる。学院のクラス内でもリーダー的存在で下僕の女生徒をつかって集団でマリエルをいじめてかかる。しかし、オスカーやメモルの助けなどからマリエルをその危険から救う。意外にも最後にはマリエルのよき理解者に急展し、地球人として第三番目にメモルがリルル星の人であると知ったのも彼女。


リル=リルル

声優

宮内幸平

登場話

1~15、17~30~33、38~50話 <32話はメモルの想像シーンのみ>

キャラ解説

メモルと友達のリルル星人の男の子。メモルの暴走をいつも止める役割を果たしている。性格はいつも沈着冷静で、慎重派。青い髪に茶色の帽子がトレードマーク。メモルを密かに想っているようである。
バイオリン弾きの音楽家、フォルテンの息子であり、父、フォルテンを尊敬している。マリエルと一緒にバイオリンを一緒に演奏している風景も見られた。


シンシア

声優

三浦雅子(27話は石沢美華)

登場話

24、27、30、32~33、36、38~39、42、49話

キャラ解説

サンロアーヌ芸術学院で知り合ったマリエルの親友。もともとグレイスの下僕的存在で気が弱い性格だったが、マリエルが来てからはいつも行動を共にしていた。
バレリーナになる夢がある。


2.リルル星人

ポピット

声優

川島千代子

登場話

1~15、17~29、31、33、38~50話

キャラ解説

愛称はおじいちゃま。だんな様。村長。リルル村の村長で、メモルのおじいちゃま。黄土色っぽい服と帽子をかぶっており、白いひげがトレードマーク。目をほとんど見せないのも特徴である。威厳があり厳格であるが、少々おっちょこちょい。結構素直でない面もある。メモルが一番家族の中で大切に思っている人物であり、この二人の家族の絆は強いものがある。しかし、愛孫のメモルへは他人に比べて結構甘い面があり、またメモルに対する溺愛ぶりは異常である(笑)。メモルが数ヶ月ほどマリエルと共に遠く離れたサンロアーヌ芸術学院へ行った時にはノイローゼになったほどである。


ルパング

声優

沢田和猫(沢田和子)

登場話

1~15、17~29、31、33、38~50話 <32話はメモルの想像シーンのみ>

キャラ解説

リルル星人で、トリローネという由緒ある泥棒一家の息子。メモルの友達。世間一般で言うガキ大将に相当するが決して悪い人物ではない。マリエルに恋しているようである。


ピー

声優

西原久美子

登場話

1~15、17~29、31、33、38~50話

キャラ解説

ルパングの弟で年齢は地球人では5歳くらいであろうか。いつもルパングと一緒におり、ルパングの口真似をするのもよくある光景。


バーバラ

声優

桂玲子

登場話

1~15、17~25、29、31、33、38~40、42~50話

キャラ解説

メモルとリルル老人と同じ家に住んでいるリルル星人で、家事とメモルの教育の一切を受け持つリルル家専属のお手伝い。時には優しく時には厳しくしつけをするメモルにとっては母親のような存在。メモルのよき理解者でもある。エプロン姿がトレードマーク。結構体格はしっかりしている。メモルを「(メモル)お嬢様」、リルルを「だんな様」と呼んでいる。


リュックマン

声優

古川登志夫

登場話

1~3、5~15、17、19~23、27、29、31、33、39~41、43、49~50話

キャラ解説

旅人であって旅人でないリルル星人。服に隠された彼の口はめったに見せることはない。リルル村ではギターを片手に結構のんきにマイペースに生きている青年で、メモルたちがマリエル等の悩み事を一番先に相談する相手が彼の場合が結構多い。メモルのお転婆振ぶりを影ながら温かく見ている人物である。「そんなメモルは僕は好きだなぁ」が名セリフである。


フォルテン

声優

永井一郎

登場話

1~4、7、9、11~14、20、39~41、44~50話

キャラ解説

リルル星人の音楽家で、ポピットの父親。バイオリンを弾き、彼の歌う優しい歌声はリルルの住民を温かい気持ちにさせる。音色が気に入らないとバイオリンを壊したりする少々短気な面もある。


トリローネ

声優

屋良有作

登場話

1~4、7、9~14、20、22、31、39~41、44~47、49~50話

キャラ解説

怪盗トリローネ一族の末裔で職業は泥棒。黒衣装に身を包み、黒い帽子と片方に眼鏡をかけている。しかし、盗むものと言っても、周囲に被害を及ぼすようなものはない。ルパングやピーの父親でもある。


ミーサ

声優

坪井章子(6話は潘恵子、14・20・41・45話は中島千里)

登場話

2、6、9~10、14、20、41、45話

キャラ解説

リルル星人。手芸が得意なお姉さん。コロンパスの彼女である。


コロンパス

声優

塩屋浩三

登場話

2、6、9~10、14話

キャラ解説

リルル星人。発明家だが失敗作ばかり。


ボォボォ

声優

宮内幸平

キャラ解説

リルル村に住むふくろう。みみずくという説もあるが、公式アニメ雑誌では「ふくろう」と記載されている。メモル達をマリエルのところに連れて行く交通手段に利用されている。メモルが出発前にパラソルで「ボーボー!」って呼んでいるシーンはおなじみのシーンである。
ふくろうなのに、夜に弱く、寝ぼけてしまう。


バオバオ

キャラ解説

ボーボーがいない時に出動する白いふくろう。ただ、かなりの方向音痴。7話ではボォボォの体調が悪く、マリエルの所に行こうとしたメモルはバオバオにその任務を託す。しかし、方向音痴でなかなかたどり着けず、同じところをグルグルと徘徊していた。たまりかねたメモルは「運動会やってんじゃないのよ!」って叫んでしまう。
しかし、それ以降の話で、このバオバオも、マリエルの家とリルル村の往復手段に普通どおり利用されている。


ガラコン

声優

田の中勇

キャラ解説

リルル村の情報屋さん。村に何かあればメガホンのようなものをもって、知らせてまわる。


ミモザ姉さん

声優

山本百合子

キャラ解説

ガラコンの婚約者。優しい女の人で、リュックマンが恋焦がれていた女性である。


センチ

声優

島田敏

キャラ解説

リルル星人。七色の声を持つ。結構涙もろい。マリエルの父親の声真似をしたことがある。


ワタポコ

声優

西原久美子

キャラ解説

メモルの家に住む小さい動物。全体的に白い毛玉のような格好をしており、ねずみに見えなくもない。語源は「綿ぼこり」。
小さいためメモルに踏まれそうになることも。これほど小さいため、当然マリエルに裸眼で見えるはずもない。メモルが「これがワタポコよ」って言っても、マリエルに「全然見えないじゃない」って言われる始末。


2.マリエル関連

ペネローペ

声優

山口奈々

登場話

2~12、14~21、22?、23~24、28、33、38~41、45~48、50話

キャラ解説

マリエルの家庭教師兼お目付け役。マリエルに外出を禁じ、すぐにドクターを呼ぼうとしたり、父親と電話で会話することを許さない結構厳しい人である。彼女のおかげで、マリエルは14歳まで家の人間以外との交流を知らずに大きくなった。
しかし、使用人のマーサやジョルジュに、夜なべして、プレゼントを贈るなどいい面も持ち合わせている。

ジョルジュ

声優

塩屋浩三

登場話

6~7、10、14~16、20~21、24、40~42、45話

キャラ解説

ベルヌ村の山荘の使用人。射撃の達人。


マーサ

声優

飯塚はる美

登場話

15~16、21、24、45話

キャラ解説

ベルヌ村の山荘のメイド。料理は得意。卵料理は絶品。


3.グレース関連

セシル

声優

沢田和猫(沢田和子)

登場話

24、26~30、33、35、38話

キャラ解説

グレイスの手下で、グレイスのグループのサブリーダー。マリエルに意地悪をしたり、マリエルの行動を監視したりもする。


シャルロット

声優

西原久美子

登場話

24、26、28~30話

キャラ解説

ちょっと太目のグレイスの手下。マリエルに嫌がらせをする。


ジル

声優

24話:西原久美子 28話:川島千代子 37話:中島千里

登場話

24、28、37話

キャラ解説

グレイスの手下で、マリエルに嫌がらせをする。しかし、28話ではグレイス悪巧みに意見をし、いい面も見せている。


トーマス

声優

はせさん治

登場話

22話

キャラ解説

グレイスの父親。出版業に勤めている。

5.サンロアーヌ芸術学院の教師関連

舎監の先生

声優

中谷ゆみ

登場話

24~28、31~32、35、37話

キャラ解説

サンロアーヌ芸術学院の舎監の先生。時々厳しい言葉をマリエルに告げるが、根は優しい人。


学院長

声優

増岡弘

登場話

25~26、30、32、37話

キャラ解説

サンロアーヌ芸術学院の院長先生。大の猫嫌い。


ベルナール先生

声優

富山敬

登場話

28、48話

キャラ解説

一見胡散臭そうな格好だが、その風貌とは裏腹に、名曲「少女の祈り」を作曲した、学院の生徒の間で憧れの存在。オスカーの叔父。


クラーク先生

声優

矢田耕司

登場話

29、34話

キャラ解説

医務室の先生。マリエルの相談に、優しく接してくれた。


声楽の先生

声優

屋良有作

登場話

27話

キャラ解説

声楽を教えている青年の男性教師。チョボひげが特徴。普通に喋るときも、ハーモニーを奏でている。

4.シンシア関連


ルー

声優

田中富子

登場話

36話

キャラ解説

シンシアの弟。まだ赤ちゃんで、泣き虫。ただ、シンシアは、このルーをあやすことに苦労し、メモルにピンチヒッターをお願いした。


ジャン

声優

佐藤正治

登場話

36話

キャラ解説

シンシア、ルーの父親。農場で仕事をしている。


シンシアのおじさん

声優

北川 米彦

登場話

39、42話

キャラ解説

ペンションを経営しており、シンシアは冬休みにここでアルバイトをしている。

5.サンロアーヌ編関連(ジミー・モニカ関連含む)

ジミー

声優

つかせのりこ

登場話

24~25話

キャラ解説

家出をする困った少年。メモルとマリエルの再会劇の大きな功労者になる。


バート刑事

声優

塩屋浩三

登場話

24~25話・33話

キャラ解説

少年ジミー探索や、不審電話騒動で登場する刑事。いい人なのか悪い人なのか分からない。


モニカ

声優

三輪勝恵

登場話

35話

キャラ解説

お母さんの帰りをずっと待っている少女。


モニカのおじいさん

声優

八奈見乗児

登場話

35話

キャラ解説

モニカと二人で暮らしている。体が悪い。


モニカのお母さん

声優

中谷ゆみ

登場話

35話

キャラ解説

モニカが帰ってくるのを待ちわびている母親。白鳥が湖につく頃、帰ってくるとモニカは信じている。


ミッシェル

声優

堀絢子

登場話

34話

キャラ解説

メモルが恋をした目の見えない少年。