名曲アルバム|とんがり帽子のメモル

とんがり帽子のメモルには、多くのクラシック名曲が使用されています。
そこで、劇中で使用されていた曲を何点かピックアップしました。

 

舞踏への勧誘(ウェーバー(Carl Maria von Weber))

【使用話】 1話、3話、50話

劇中では演奏するマリエルのシーンとして度々登場しています。夕焼けのベルヌ村の山荘が印象的です。
ウェーバーは4つのピアノソナタと少しのピアノ曲を残していますが、1819年に作曲されたこの曲は、最も知名度が高い彼の代表曲ともいえます。
愛する妻のカロリーネに捧げられた曲として有名で、「華麗なロンド」という副題があります。
序奏は、舞踏会で紳士が婦人に踊りを申し込み、静かな会話を経て踊りへ向かう場面を表現しています。そして、華やかで優雅な円舞曲にのって踊り、最後は、また、挨拶をして別れる場面を現わしています。

ピアノのための6つのメヌエット・第2部<メヌエット・ト長調>(ベートーヴェン(Ludwing van Beethoven))

【使用話】 15話

劇中では晴れた山荘でマリエルが奏でる穏やかなメロディが、心を癒やしていきます。メモルのように目を閉じて聴いているのもいいのではないでしょうか。付点音符で演奏される、落ち着いた大変愛らしいワルツです。

「幻想即興曲」<即興曲 第4番嬰ハ短調op.66>(ショパン (Fryderyk Franciszek Chopin))

【使用話】 【使用話】 50話

劇中ではグレースが終盤に弾いていた曲です。4つの即興曲のうちの第4番目の曲で幻想即興曲として名が知られています。
ショパン生前中には公表されず、死後に発見され、 1855 年に友人のフォンタナによって世に出された曲です。
 24才ごろの作品といわれていますが、真相は明らかではないです。「幻想」の名称もこの時につけられたものです。
 劇中で使用されている序奏は、リズムが違う右手と左手の急速度のパッセージが一種独特の魅力となっています。しかし、中間部は一転してカンターレビが変ニ長調となって演奏されています。

「花の歌」(グスタフ・ランゲ(Gestav Lange))

【使用話】 50話

4つの即興曲のうちの第4番目の曲で幻想即興曲として名が知られています。
ショパン生前中には公表されず、死後に発見され、 1855 年に友人のフォンタナによって世に出された曲です。
 24才ごろの作品といわれていますが、真相は明らかではないです。「幻想」の名称もこの時につけられたものです。
 劇中で使用されている序奏は、リズムが違う右手と左手の急速度のパッセージが一種独特の魅力となっています。しかし、中間部は一転してカンターレビが変ニ長調となって演奏されています。

「ガボット」(ゴゼック)

【使用話】 37話

劇中ではマリエルが弾く演奏にあわせてメモルとポピットが楽しく踊っていました。一度は耳にしたであろう有名な局です。バイオリンのためのこの愛らしい小品は、ベートーヴェンにおける「エリーゼのために」のように、フランソワ・ジョセフ・ゴセック( 1734 ~ 1829 )のある一面があらわているにすぎません。
彼の 30 曲におよぶ交響曲や、その他の数多い作品が、後のフランスの器楽の発達に果たした役割は、たいへん大きなものがあります。

「月の光 ベルガマスク組曲よりNo3」(ドビュッシー)

【使用話】 37話

劇中ではピアノの試験の課題曲となっていた曲として使用されています。